今朝も、彼が窓を開けて待っていてくれた。



彼の部屋の前を
ゆっくりと通り過ぎる。


彼が部屋の中から
こちらを見ていてくれていた。



2人で視線を合わせて
微笑む。


手を振ることもできない。


声をかけることもできない。



そんな関係。